赤道直下には生涯腐らない呼ばれる木が数種類あります。
いずれもとても堅くて重い広葉樹で、水辺のボードウォークによく使われています。
その中から節が無く反りや狂いが少なくデッキ材として適した材をご紹介しましょう。
無塗装で20年以上腐らないまさにメンテナンスフリーの素材です
SPFツーバイフォー(防腐加工)材!!
ウッドデッキとして最もポピュラーなのがSPFツーバイフォー材。
豊富なサイズ、入手し易さ、コストパフォーマンスから多くのDIYerに使われている木材がSPF材なのですが、腐朽菌やシロアリに強い成分はほとんどありませんので、適切な防腐処理をしないと外部で使えば数年で・・・
防腐剤も表面に塗るだけではほとんど効果がありません。 後悔しないためには加圧注入した材をおすすめします。
ビリアン(ウリン)
抜群の耐朽性があり、反り・狂いが少なく圧倒的なサイズバリエーションから歩留まりがよくコスト面でも有利。
最もウッドデッキに適したハードウッドがビリアン(ウリン)です。
イペ(パオロペ)
各地の水辺にボードウォークが整備されていますが最も多く使われているのがブラジル産のイペ。
抜群の耐朽性に加え、反り・狂いが少なく公共事業での採用No.1。 一番信頼性が高いハードウッドがイペです。
セランガンバツ(バンツキライ・イエローバラウ)
古くから輸入されているセランガンバツ。 安定した入荷から近年見直されているハードウッドです。
丸太やラフ材が豊富で大断面の取りやすいハードウッド。
さまざまなシーンで使える材です。
クマル
イペに酷似しているクマル材。 イペが入荷不安定な時期に重宝される木材です。
イタウバ
ブラジルでは古くから木橋・枕木・電柱などの構造材として使用されてきたイタウバ。
近年ヨーロッパでイペに変わる高級デッキ材として注目され、今後日本でも注目すべきハードウッドです。
マニルカラ(マサランドゥーバ・カンドーレ)
アマゾンジャラという通り名ですっかりおなじみの材。
滑らかな木肌にほれ込んでいる方が多いのではないでしょうか。